WordPress Easy Digital Downloads 豊富なプラグインとスピーディなサポートが魅力


Easy Digital Downloads

今回はキラバが提供するPHOTO KIREIでも利用しているEasy Digital Downloads(以下 EDD)のご紹介です。

Easy Digital Downloadsとは

EDDはソフトウェアや画像・音声データなど、デジタル商品の販売に特化したWordPressのショッピングカートプラグインです。

EDD自体は無料のプラグインですが、EDD専用のプラグインが180種類以上あり、必要に応じて様々な機能を簡単に追加していくことが可能なのが魅力です。

様々なプラグインが180種類以上

EDDの魅力はなんといってもプラグインの豊富さです。

Extensions for Easy Digital Downloads

安いものは800円程度から、高いものでも10,000円程度で購入できます。

このプラグインを案件規模に応じて必要な分導入していけば初期費用を抑えつつ、徐々にシステムの機能を拡張していくことができます。

有料プラグインは購入すると1年間のサポートとアップデートが含まれており、仮にサポートの期限が切れても、プラグイン自体は機能します。※当然WordPressのアップデートなどで動かなくなる可能性はあります。

プラグインの値段があまり高くないので大した機能ではないのでは?と思うかもしれませんが、例えば83ドルで購入できるFrontend Submissionsというプラグインを使えばマーケットプレイスを構築し、ユーザーから商品の出品を募ることも可能です。

プラグインをまとめて購入できるバンドルやスターターパッケージなどを利用すればさらに3割程度安くプラグインを購入することもできます。

主なバンドル・パッケージ

オープンソースならではの開発しやすさ、サポートのスピード感

EDDは本体・プラグイン含め、GPLに準拠したオープンソースです。そのため、ある程度PHPがかける人であれば簡単に機能の追加や変更も可能です。

また、サポートに対してバグ報告(※英語のみ対応)を行えば早ければ数日でバグフィックスしてくれたりします。

ただ、プラグインの中には要件を満たしていない場合がちょこちょこあったりして、購入したけど機能しないぞ!ということが何度かありました。WordPress最新版への対応が遅れていたなどの理由かもしれませんが。

その分バグ報告をあげて再現できることを確認してもらえれば比較的早く不具合を修正してもらえるので、そういう点をスピードと安さでカバーしているようなところはあります。

また、例えばこういう機能を追加することできない?などリクエストをあげると、簡単なコードであれば無料で書いてくれたりすることもあります。

決済画面の請求先の住所を入力する欄が日本でいうところの番地から順番に入力する仕様だったのですが、「この順番変えられない?」とリクエストしたら翌日くらいにコードを送ってくれました。

僕自信も100通くらいメールをやりとりして、いくつかのバグに対する対応をしてもらいましたが、開発に参加している感があってそれはそれで結構楽しめました。

カートシステムの新たな選択肢

ダウンロード商品だけでなく、普通の商品も販売できるようにカスタマイズすることも可能ですので、オープンソース カートシステムの新たな選択肢として普及が期待できると思います。

WordPressベースなのでWordPressのスキルがある方であれば、修得コストもほぼかかりませんので、おすすめです。

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