ポケモンGOプレイヤーの行動特性から考えた販促例


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ポケモンGOプレイヤーはポケモンというゲームのルールに沿って行動します。

その行動特性を知ることで、なぜそのような行動をとっているのかを理解すれば集客や販売促進のヒントになる可能性があるのでその行動の特性と販促例をまとめました。

ポケモンGOプレイヤーの行動特性

ポケモンユーザーは主に以下の4つの目的で行動します。各行動特性を基に考えられる販促例を紹介します。

アイテムやポケモンを効率よく獲得するため、ポケストップに行く

ポケストップおよび後述のジムはポケモンGOで重要場場所になっています。この場所に指定されているのは郵便局や駅など公共性の高い施設の他、史跡などの歴史ある場所、また民間ではマクドナルドや他にもユニークな場所も指定されているようです。自分のお店または隣接した場所がポケストップになっている可能性もあるので早速チェックしておきましょう。

ポケストップには2つの特性があります。

ポケストップには長時間滞在するメリットが大きい。

ポケストップではアイテムをもらえますが、一度もらうと、5分間以上間隔を空けないともらえません

そのため、お店がポケストップの近くにあると、そこで休憩しながらアイテムを5分ごとにもらえるためプレイヤーにとっては大変便利です

また、後述のルアーモジュールを使用すると、30分間モンスターがその使用したポケストップに集まり、アイテムをもらいつつモンスターを効率的に獲得できるので、ポケストップの影響を得られる立地にある飲食店などは休みながらポケモンGOを楽しめ、プレイヤーからするととても利便性の高いお店になります。

しかし、ほぼ隣くらいの隣接している立地でないとお店にいながらは難しいので、まずは自店の立地がポケストップの近くかどうか、アイテムをもらえるかどうか試しましょう。

他店と同じような条件であれば、プレイヤーは間違いなくポケストップでアイテムがもらえる方のお店を選択するでしょう。

ルアーモジュールでプレイヤーはポケストップに行きたくなってしまう。

ルアーモジュールというゲーム内のアイテムをポケストップで使うと、ポケモンGOプレイヤーが集まりやすくなります。

ルアーモジュールに関しては以前に執筆した以下の記事を参考にして下さい。
ポケモンGOで大きく変わる実店舗の集客戦略

販促例

お店がポケストップそのものだったり、隣接しているのであれば、ルアーモージュルを使いましょう。効果が出る可能性が高く、料金も30分 120円と高くないので、リスクも低いです。少なくとも業種によりますが、実店舗とっては現状ある他の広告手段の中でも高い費用対効果が見込めると考えられます。

ポケストップが隣接していない場合は近くのお店との協力もあり

ポケストップが隣接していない場合は直接的な集客効果は薄くなりますが、近くまで人が来る可能性はあります。そういった場合は近くの店舗などと協力して、持ち回りでルアーモジュールを使うのも一つの手だと思います。
使わないよりは使ったほうがお店の近くに来る人の数も増えるので、間接的な集客に結びつく可能性はあると思います。その場合はポケストップの位置とお店の位置から人の流れを獲得できるか検討する必要があります

レアなポケモンを探すため出現情報に合わせて色々な場所に行く。

ポケモンを探すことがこのゲームの醍醐味と言っても過言ではありません。実際の現実空間を歩いてポケモンを探し、偶然レアなポケモンを見つるのはユーザにとって、とても楽しいことです。

また、ポケモンGOでは近くにいるポケモンとその距離の目安がわかるので、ユーザは欲しいポケモンがいそうな場所をうろうろすることもあります。

また出現頻度の低い珍しいポケモンをプレイヤーは欲しがります。まだ詳しくはわかっていませんが、ポケモンの出現確率には偏りがあり、場所によって出やすいなどの傾向があるようです。

販促例

あの場所にはレアなポケモンが出るらしいという噂だけで、プレイヤーは集まる傾向にあるので、直接的な誘客は難しいですが、1プレイヤーとして、店の近くでレアなポケモンが出現した情報などをアピールすればプレイヤーはそのポケモンが、また出てくるかもしれないと考え、お店の近くに来る可能性があります。

ポケモンのたまごを孵化するために長い距離を歩く

ポケストップという場所でポケモンのたまごをもらえる場合があります。

これを孵化するためには「ふかそうち」というアイテムにいれ、一定の距離を歩かなければなりません。たまごの種類によって2km,5km,10km歩く必要があり、距離を長く歩かないと孵化しないたまごほど強いポケモンが生まれる可能性があります。

この孵化には時速10km以上の移動はカウントされないことから必然的にユーザは歩くまたは軽いジョギング程度の移動でしかこの孵化という目的を達成できません

販促例

長距離を歩くのはプレイヤーにとってとても大変です。ポケモンGOプレイヤー向けの靴やスポーツウェアの提案、例えば「ポケモンGOプレイ 専用ウェア」などとアピールすれば購買に結びつくかもしれません。
またスマートフォンを長時間使うのでバッテリーがすぐなくなります。モバイルバッテリーの売上が伸びていることからポケモンGOのプレイにとって役立つ商品を扱っている場合は、ポケモンGOプレイに適した商品としてアピールをすれば売れやすくなる可能性があります。

陣地をとるため、ポケモンのトレーニングのためジムに行く

ポケモンGOのジムに指定されている場所に行く目的は、赤・青・黄のチームに所属し、獲得したポケモンをトレーニングすること、また陣取りゲームの陣地の役割もあるので、ここでポケモンを戦わせチームの陣地を獲得する目的もあります。

このジムでの陣地取りのためにポケモンを獲得し、強くさせるので、上記の他の目的と比較するとジムに行くという行動の頻度はポケストップなどよりも圧倒的に場所も少ないこともあり、比較的低い傾向になります。

しかし、ポケモンの倒し方や戦略が必要になるので、チームの所属を聞いたり、倒し方のコツを上級者に教わったりなど、この場所で不特定多数とのコミュニケーションが発生し、人が集まる傾向になる可能性もあります。

販促例

店舗スタッフにポケモンGO上級者がいれば、バトルやレベルアップの相談に乗るなどのサービスを行えば誘客することができるかもしません。

まとめ

ポケモンGOプレイヤーの行動特性と販促方法について簡単にまとめてみましたがいかがでしょうか。ゲームなのでいずれは飽きられますので、ブームまっただ中の今早めにその特性を知り、対応するのが重要だと思います。

また、こういった機会を有効に利用するのは大切ですが、既存の顧客に迷惑がかからないよう、お店であればルールづくりなども重要になります。

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