Kirabaはシンプルで使いやすい写真素材ライセンス販売サイ…
ウェブサービスをはじめるにあたり、ドメインを取得するのにどういったドメインが最適なのか改めて調べたのでメモしておきます。
例としてドメインを取得したいサイトのサービス名を仮に「ワードプレス ホームページ作成サービス ホムペ!」としておきましょう。
最適なドメイン
最も最適なのはサービス名そのままの.comドメインでしょう。 海外ではサイトにアクセスする際にとりあえず、「サービス名.com」と入力してみるという文化があるようなので、特に海外も含めてサービス展開する場合は以下のようなドメインが最適でしょう。
homupe.com
ハイフンを入れるべきか、入れないべきか
サービス名を考えても、サービス名そのままのドメインがすでに取得されていることもよくあります。
ドメインのためにサービス名を変更したくないという時は、以下のようにサービスの内容などとタイトルをハイフンでつないだりします。
wp-homupe.com
ハイフンを入れるメリット
ハイフンを入れる場合のメリットは以下の様なものでしょう。
- 長くなってもキーワードの可読性が保たれる。
ハイフンがあることで語句が区切られドメインのスペルを把握しやすくなります。可読性があがり、ユーザビリティが上がるため、結果的にSEOに効果的との意見もあります。
ハイフンを入れるデメリット
- ハイフンを入れたドメインは海外ではよくない・ださいと考えられている。
ハイフンで区切られたドメインは海外では日本と異なり、よくない・ださいと考えられているようです
僕はレアジョブという英会話サービスを利用しているのですが、そこのウェブ開発に関心のある、フィリピン人学生の講師に聞いてみても、あからさまに「ハイフンのURLはよくないね」と言っていました。
偽サイトのリンクだと考えられているなどが理由のようです。海外のユーザーに関しては心理的な抵抗も強いと考えると、海外も視野に入れたウェブサービスだと、ハイフンは入れないほうがいいのかなと感じます。
スクエア・エニックスでは逆にハイフンありで運用していたらハイフン無しのフィッシングサイトが現れたようですね。ブランド名に価値のある企業は類似したドメインを狙われやすいようですね。
また、以下のリンク先の記事のようにJAVAの世界ではパッケージ名にハイフンを使えないので、ハイフンを使用したドメインにしたことを後悔しているという意見もありますね。
WEBサイトのドメインに「−(ハイフン)」を使うのは良くない?
ドメインにハイフンを入れるとSEOに有利・不利?
その他には、ハイフンで区切られた場合「wp」と「homupe」はそれぞれ検索エンジンで別のワードと認識されるため、SEOの面では有利だという意見もありますが、例えば以下のように、ドメイン以下のパスはハイフンで区切るべきだがドメイン名は区切ってもSEO上効果が無いとの意見もあり、これはどちらがいいのかよくわかりません。
homepe.com/about-company
Googleのマット・カッツ氏は自身のブログで「ドメインはハイフン無しがいいと思うけど、パスに関してはハイフンありのほうがよい」とコメントしていることからやはりドメインはハイフン無しのほうが良いかと考えられます。
まとめ
そういうわけで個人的には今回の例でいうと以下の様な優先順位でドメイン名を決めれば良いかなと思ってます。
1.homupe.com
2.homupe.net(.com以外のドメイン)
3.wphomupe.com
4.wphomupe.net(.com以外のドメイン)
5.wp-homupe.com
6.wp-homupe.net(.com以外のドメイン)
SEOを意識してドメイン名をつけることにどの程度効果があるかわかりませんが、おそらくそんなことよりも1つでも多くのサイトから被リンクされるような良質なコンテンツを作る努力に力を注いだほうがSEOには効果的でしょう。日本語圏の場合はハイフンを入れるデメリットがほとんどないと思うので、日本語圏のみでのサービス展開の場合はそれほどハイフンに神経質になる必要はないと思います。
短いドメイン
短いドメインが良いという意見もありますが、僕自身はサービス名などを短縮してでも無理やり短くするというのはブランディングにも良くないと思いますし、覚えやすくするために短くしたのに逆に覚えにくくなるなんてこともありますので、あんまり短いことに積極的にこだわるのは良くないと考えています。
以下の記事のようにGoogleのようなすでにブランドが確立されている企業が戦略的に短いドメインにするのはありかもしれませんけどね。
短いドメイン名には価値がある?/知って得するドメイン名のちょっといい話 #10
参考サイト
[…] キラバ […]