さくらレンタルサーバーがLet’s Encryptに対応しました。
対応したての頃はなぜか www ありなしで両方 Let’s Encrypt を設定する必要があり、URL の正規化ができなかったのですがそれも改善されできるようになりました。
今回はさくらインターネットで URL の正規化をする方法をご紹介します。
URL の正規化とは
www ありなしや https:// http:// など一つのドメインでも複数のアドレスがあります。このままだと各 URL 毎に検索エンジンが評価してしまう可能性があり評価の分散やミラーコンテンツとして扱われたりデメリットがあります。
そこで、こういったアドレスを一つのアドレスに統一する作業が URL の正規化です。
SSLを設定した場合URLは以下の4つが存在することになります。
- http://hoge.com
- http://www.hoge.com
- https://hoge.com
- https://www.hoge.com
例えば https://hoge.com に決めた場合、それ以外のURLにアクセスされてもhttps://hoge.com にリダイレクトさせる必要があります。
.htaccessへの記述
正規化を行うため .htaccess でリダイレクトの設定を行っていきます。
BEGIN WordPress の前に以下のように記述すればリダイレクトできます。BEGIN SAKURA Internet Inc. から END SAKURA Internet Inc. の記述がある場合は残しておきましょう。
##WWW Redirect <IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine on RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(www\.hoge\.com)$ [NC] RewriteRule (.*) https://example.com%{REQUEST_URI} [R=301,L] RewriteCond %{HTTPS} ^(hoge\.com)$ [NC] RewriteRule (.*) https://example.com%{REQUEST_URI} [R=301,L] </IfModule> ##HTTPS Redirect <IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine on RewriteCond %{ENV:HTTPS} !on RewriteRule .* https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L] </IfModule>