Android 仮想デバイス(AVD)にapkをインストールする。



Android Studio

 

動作検証するのにAndroid StudioのAVD Manager(Android Virtual Device Manager)を使っていますが、仮想デバイスにインストールされているアプリが古く新しいバージョンで確認したい場合や、任意のアプリで動作検証したい場合があります。

今回はadbコマンドとapk mirrorを使って任意のアプリをインストールしていきます。
APK Mirrorからダウンロードしたapkファイルのインストールは自己責任でお願いします。

コマンドを実行するためにパスを通す

adbコマンドを実行するために、ターミナルから以下のコマンドを実行し、パスを通します。

export PATH=$PATH:/Android SDKのパス/platform-tools

SDKの場所はAndroid Studioを起動して以下のメニューをたどります。SDK Locationに記載されているパスがSDKのパスです。
File > Other settings > Default Project Structur

SDKのセットアップ時に特に指定していなければ、多分こんな感じになります。

/Users/ユーザー名/Library/Android/sdk/platform-tools

インストール時にSDKまでのパスを別途指定した場合は異なります。

APK Mirrorから目的のアプリを検索してダウンロード

APK Mirrorから目的のアプリを検索しダウンロードします。
APK Mirrorでは様々なアプリのapkファイルが配布されています。

APK Mirror

ダウンロード前にVerified safe to install (read more)のチェックがついているかどうかだけは最低限確認しましょう。

ダウンロードしたら以下のコマンドを実行してapkをインストールします。

adb install ダウンロードしたapkファイルまでのパス

すでにインストールされているものをアップデートする場合は -r をつけます。

adb install -r ダウンロードしたapkまでのファイルのパス

success と表示されれば成功です

Virtual Deviceを複数実行している場合はインストールしたいADB以外は終了する。

仮想デバイスを複数起動していると以下のエラーが出てインストールができないので、起動するのは一つにしてコマンドを実行し直します。

error: more than one device/emulator
adb: error: failed to get feature set: more than one device/emulator
- waiting for device -
error: more than one device/emulator

参考サイト
adbをMacのターミナルで使えるようにする
Androidエミュレーターにapkをインストールする方法 AVD Manager
adb install -r
APK Mirrorにアプリの安全性を確認できる署名チェック機能が追加

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